建設現場を見渡す施工管理者の後ろ姿とタブレット年収

施工管理の年収はいくら?建築・土木・電気の技術者の統計を企業規模・年齢・都道府県別に解説

更新日: 2026-10-07

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施工管理の年収を国の賃金構造基本統計調査(2025年)で見ると、建築技術者の年収の試算は679万円、土木技術者は625万円でした。統計には「施工管理」だけを集計した職種がないため、この記事では施工管理に近い技術者の職種の数字を、原表から転記して参考として整理します。

この記事の要点

  • 建築技術者の年収の試算は679万円で、前年の642万円から5.8%増えました
  • 土木技術者は625万円で、前年から4.8%増えました
  • 従業員1,000人以上の企業の建築技術者は860万円、10〜99人の企業では585万円です
ほかの要点(1)
  • 電気工事の施工管理を担う資格が、電気工事施工管理技士(1級・2級)です

統計で見る施工管理の年収

賃金構造基本統計調査には、施工管理の仕事だけを集計した職種はありません。ここでは、施工管理に近い建築技術者・土木技術者の数字を参考にします。どちらの職種にも、設計など施工管理以外の技術者が含まれる点に注意してください。

職種 年収の試算(2025年) 前年(2024年) 平均年齢
建築技術者 679万円 642万円 43.4歳
土木技術者 625万円 597万円 46歳

年収の試算は「きまって支給する現金給与額×12+年間賞与」で計算したもので、10人以上の事業所で働く一般労働者が対象です。標本調査のため、1年分の変化だけで傾向を判断せず、翌年以降の数字もあわせて確かめることをおすすめします。

企業規模別の年収(建築技術者)

企業規模 月給 年間賞与 年収の試算 平均年齢
企業規模計(10人以上) 45万6,200円 131万6,100円 679万円 43.4歳
1,000人以上 56万400円 187万9,900円 860万円 42歳
100~999人 44万7,500円 122万3,700円 659万円 40.4歳
10~99人 40万400円 104万9,800円 585万円 46.6歳

月給は、統計の「きまって支給する現金給与額」(残業代などを含む毎月の給与)です。

企業規模が大きいほど、年収の試算は高くなっています。

年齢別の年収(建築技術者)

建築技術者(施工管理を含む)の年齢別の年収の試算(2025年)(単位:万円)(横軸は年齢)
02004006008001,000〜192535455565439万円
年齢 月給 年間賞与 年収の試算
〜19歳 26万6,800円 31万8,100円 352万円
20〜24歳 30万4,400円 46万1,900円 411万円
25〜29歳 38万2,100円 92万4,500円 551万円
30〜34歳 44万円 108万3,100円 636万円
35〜39歳 46万1,100円 156万8,200円 710万円
40〜44歳 49万5,700円 152万6,400円 747万円
45〜49歳 49万5,600円 170万2,100円 765万円
50〜54歳 52万1,500円 182万6,100円 808万円
55〜59歳 57万5,400円 189万1,200円 880万円
60〜64歳 50万2,600円 140万600円 743万円
65〜69歳 42万3,200円 77万900円 585万円
70歳〜 32万6,600円 47万1,300円 439万円

経験年数別の年収(建築技術者)

経験年数 所定内給与 年間賞与 年収の目安
経験年数計 40万7,500円 131万6,100円 621万円
0年 29万700円 22万9,800円 372万円
1~4年 31万5,700円 82万4,900円 461万円
5~9年 36万700円 113万8,900円 547万円
10~14年 41万300円 146万9,700円 639万円
15年以上 48万4,000円 171万8,300円 753万円

所定内給与は、残業代などを除いた毎月の給与です。年収の目安は「所定内給与×12+年間賞与」で計算しています。

経験年数別の表は、所定内給与額(残業代などを除く月給)の1年分に、年間賞与を足した目安です。

都道府県別の年収(建築技術者)

順位 都道府県 年収の試算
1 千葉 864万円
2 東京 759万円
3 神奈川 712万円
4 兵庫 703万円
5 山梨 688万円
6 福岡 687万円
7 三重 674万円
8 埼玉 671万円
9 奈良 669万円
10 香川 664万円
11 大阪 661万円
12 愛知 653万円
13 福島 648万円
14 長野 646万円
15 群馬 643万円
16 和歌山 642万円
17 石川 641万円
18 山口 639万円
19 栃木 638万円
20 宮城 627万円
21 富山 617万円
22 長崎 612万円
23 静岡 611万円
24 滋賀 593万円
25 京都 592万円
26 愛媛 587万円
27 福井 586万円
28 岐阜 584万円
29 北海道 582万円
30 新潟 572万円
31 茨城 564万円
32 佐賀 560万円
33 熊本 554万円
34 大分 552万円
35 広島 550万円
36 徳島 547万円
37 島根 537万円
38 宮崎 522万円
39 岩手 519万円
40 鹿児島 495万円
41 高知 493万円
42 鳥取 491万円
43 青森 490万円
44 山形 470万円
45 岡山 469万円
46 沖縄 450万円
47 秋田 443万円

都道府県別の数字は、調査の対象となった人数が少ない県もあり、年によって大きく動くことがあります。

電気工事の施工管理と資格

電気工事の現場で施工管理を担うための国家資格が、電気工事施工管理技士です。1級と2級があり、それぞれ第一次検定と第二次検定に合格すると技士になります。1級の第一次検定は、その年度に19歳以上になれば実務経験なしで受けられるようになりました。

電気の技術者の年収は、統計の「電気・電子・電気通信技術者」の職種で704万円でした。電気工事施工管理技士だけを集計した数字は、公的な統計にはありません。

試験の合格率は1級電気工事施工管理技士の合格率の記事に、電気の仕事の職種ごとの比較は電気工事士の年収の記事にまとめています。

出典