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電験三種の合格率は13.0%(令和7年度)|過去10年の推移と上期・下期、科目合格の数字

更新日: 2026-10-07

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電験三種(第三種電気主任技術者試験)の令和7年度の合格率は13.0%でした。受験者48,942人のうち、合格者は6,365人です。この記事の数字は、試験を実施する一般財団法人電気技術者試験センターの公表資料から機械的に転記し、合格率は合格者数を受験者数で割って計算しています。

この記事の要点

  • 令和7年度の合格率は13.0%で、令和6年度の16.4%から下がりました
  • 平成28年度の8.5%と比べると、ここ数年の合格率は高い水準にあります。最も高かったのは令和5年度の18.8%です
  • 令和7年度は、合格者6,365人に対して、一部の科目だけに合格した科目合格者が13,539人いました
ほかの要点(1)
  • CBT方式の申込者は、令和5年度の11,850人から令和7年度の22,947人に増えました

電験三種の合格率(令和7年度)

電験三種は、令和4年度から上期と下期の年2回の実施になりました。令和7年度の2回の結果は次のとおりです。

回 受験者数 合格者数 合格率
令和7年度上期 24,766人 3,201人 12.9%
令和7年度下期 24,176人 3,164人 13.1%
令和7年度の計 48,942人 6,365人 13.0%

上期と下期で、合格率に大きな差はありませんでした。

過去10年の合格率の推移

平成28年度から令和7年度まで、10年間の数字を並べました。令和4年度以降は、上期と下期を合計しています。

電験三種の合格率の推移(年度)
0%5%10%15%20%H28H30R2R4R613.0%
年度 受験者数 合格者数 合格率 科目合格者数
平成28年度 46,552人 3,980人 8.5% 13,457人
平成29年度 45,720人 3,698人 8.1% 12,176人
平成30年度 42,976人 3,918人 9.1% 12,335人
令和元年度 41,543人 3,879人 9.3% 13,318人
令和2年度 39,010人 3,836人 9.8% 11,686人
令和3年度 37,765人 4,357人 11.5% 12,278人
令和4年度 62,571人 7,307人 11.7% 18,199人
令和5年度 52,735人 9,894人 18.8% 18,013人
令和6年度 49,963人 8,181人 16.4% 15,533人
令和7年度 48,942人 6,365人 13.0% 13,539人

表のとおり、令和2年度までの合格率は、高い年でも9.8%にとどまっていました。年2回の実施になった令和4年度の後、令和5年度に18.8%まで上がり、令和6年度は16.4%、令和7年度は13.0%でした。受験者数は、令和4年度の62,571人から令和7年度の48,942人に減っています。なお、令和4年度以降の受験者数は上期と下期の延べ人数で、両方を受けた人は2回数えています。年1回だった令和3年度までの数字とは、そのまま比べられません。

合格率は、その年の問題の難しさや受験者の顔ぶれで上下します。1年の数字だけで「易しくなった」「難しくなった」と判断せず、数年分の推移で見ることをおすすめします。

上期・下期ごとの合格率

年2回の実施になった令和4年度から、回ごとの数字を並べました。

回 受験者数 合格者数 合格率
令和4年度上期 33,786人 2,793人 8.3%
令和4年度下期 28,785人 4,514人 15.7%
令和5年度上期 28,168人 4,683人 16.6%
令和5年度下期 24,567人 5,211人 21.2%
令和6年度上期 25,416人 4,064人 16.0%
令和6年度下期 24,547人 4,117人 16.8%
令和7年度上期 24,766人 3,201人 12.9%
令和7年度下期 24,176人 3,164人 13.1%

令和4年度は、上期の8.3%に対して下期は15.7%と、回によって差がありました。令和6年度からは、上期と下期の差が小さくなっています。

科目合格者が多い理由

電験三種の試験は、理論・電力・機械・法規の4科目です。科目別の合格制度があり、合格した科目は、その後の連続5回の試験で免除を受けられます(年2回の試験なので、およそ2年半)。1回の試験で4科目すべてに合格しなくても、数回に分けて合格を目指せます。

そのため、一部の科目だけに合格した科目合格者が、最終的な合格者よりも多くなります。令和7年度は、合格者6,365人に対して、科目合格者が13,539人でした。合格率だけを見ると低く感じますが、科目合格を積み上げて合格する人も多い試験です。

CBT方式の広がり

電験三種の試験には、テストセンターのパソコンで受けるCBT方式と、試験会場で解答用紙に記入する筆記方式があります。電気技術者試験センターの事業報告書によると、申込者の内訳は次のように変わっています。

年度 CBT方式の申込者 筆記方式の申込者
令和5年度 11,850人 58,960人
令和6年度 19,945人 46,683人
令和7年度 22,947人 43,604人

この表は受験者ではなく申込者の数です。CBT方式を選ぶ人は年々増えています。

合格した後の免状の交付

試験に合格した後、申請すると第三種電気主任技術者の免状が交付されます。令和7年度に交付された第三種の免状は8,966件でした。免状を受けると、電圧5万ボルト未満の事業用電気工作物(出力5千キロワット以上の発電所を除く)について、工事・維持・運用の保安の監督ができるようになります(電気事業法施行規則第56条)。

出典

試験日・申込期間・受験手数料は、電験三種の試験日の記事にまとめています。 - e-Gov法令検索「電気事業法施行規則」第56条(免状の種類による監督の範囲)