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第二種電気工事士の合格率は学科56.6%・技能71.8%(令和7年度)|過去10年の推移と上期・下期

更新日: 2026-10-04

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第二種電気工事士試験の令和7年度の合格率は、学科試験が56.6%、技能試験が71.8%でした。学科試験には139,087人が受験しています。この記事の数字は、試験を実施する一般財団法人電気技術者試験センターの公表資料から機械的に転記し、合格率は合格者数を受験者数で割って計算しました。

この記事の要点

  • 令和7年度は、学科試験の受験者139,087人のうち78,711人が合格しました
  • 技能試験は、受験者99,610人のうち71,471人が合格しています
  • 令和8年度上期は、学科試験が62.2%、技能試験が73.4%でした
ほかの要点(1)
  • 学科試験のCBT方式の申込者は、令和5年度の18,322人から令和7年度の29,489人に増えました

令和7年度の合格率

第二種電気工事士試験は、上期と下期の年2回行われます。令和7年度の年間の結果は次のとおりです。

試験 受験者数 合格者数 合格率
学科試験 139,087人 78,711人 56.6%
技能試験 99,610人 71,471人 71.8%

技能試験を受けられるのは、学科試験の合格者と、学科試験の免除を受けた人です。そのため、技能試験の受験者には、その回の学科試験を受けていない人も含まれます。学科試験と技能試験の合格率を掛け合わせても、受験者全体の合格の割合にはなりません。

令和8年度上期の結果

令和8年度は、上期の結果まで公表されています。

試験 受験者数 合格者数 合格率
学科試験 78,290人 48,692人 62.2%
技能試験 58,393人 42,875人 73.4%

学科試験・技能試験とも、令和7年度の年間の合格率を上回りました。

過去10年の合格率の推移

平成28年度から令和7年度まで、上期と下期を合計した年度ごとの数字を並べました。

第二種電気工事士の合格率の推移(年度)
学科試験技能試験
50%55%60%65%70%75%H28H30R2R4R6学科 56.6%技能 71.8%
年度 学科 受験者数 学科 合格者数 学科 合格率 技能 受験者数 技能 合格者数 技能 合格率
平成28年度 114,528人 67,150人 58.6% 84,805人 62,216人 73.4%
平成29年度 112,379人 66,379人 59.1% 81,356人 55,986人 68.8%
平成30年度 123,279人 68,321人 55.4% 95,398人 64,377人 67.5%
令和元年度 122,266人 80,625人 65.9% 100,379人 65,520人 65.3%
令和2年度 104,883人 65,114人 62.1% 72,997人 52,868人 72.4%
令和3年度 156,553人 92,640人 59.2% 116,276人 84,684人 72.8%
令和4年度 145,088人 81,179人 56.0% 97,659人 70,888人 72.6%
令和5年度 134,025人 79,655人 59.4% 95,337人 67,749人 71.1%
令和6年度 132,462人 77,045人 58.2% 94,238人 66,215人 70.3%
令和7年度 139,087人 78,711人 56.6% 99,610人 71,471人 71.8%

10年間の学科試験の合格率は、低い年で55.4%、高い年で65.9%でした。技能試験は、令和2年度以降、毎年度70.3%から72.8%の範囲に収まっています。学科試験の受験者数は、最も少なかった令和2年度でも104,883人でした。

上期・下期ごとの合格率

令和4年度からの回ごとの数字です。

回 学科 受験者数 学科 合格者数 学科 合格率 技能 受験者数 技能 合格者数 技能 合格率
令和4年度上期 78,634人 45,734人 58.2% 53,558人 39,771人 74.3%
令和4年度下期 66,454人 35,445人 53.3% 44,101人 31,117人 70.6%
令和5年度上期 70,414人 42,187人 59.9% 49,547人 36,250人 73.2%
令和5年度下期 63,611人 37,468人 58.9% 45,790人 31,499人 68.8%
令和6年度上期 70,139人 42,194人 60.2% 50,668人 35,949人 71.0%
令和6年度下期 62,323人 34,851人 55.9% 43,570人 30,266人 69.5%
令和7年度上期 70,945人 40,942人 57.7% 51,576人 37,158人 72.0%
令和7年度下期 68,142人 37,769人 55.4% 48,034人 34,313人 71.4%
令和8年度上期 78,290人 48,692人 62.2% 58,393人 42,875人 73.4%

学科試験は、令和4年度から令和7年度まで、毎年下期の合格率が上期を下回りました。技能試験も、同じ4年度とも下期のほうが低くなっています。回によって差があるため、合格率だけで受ける回を選ぶ根拠にはなりにくい点に注意してください。

学科試験と技能試験のしくみ

学科試験は、CBT方式と筆記方式のどちらかで受験します。両方を受けることはできません。学科試験が不合格になった場合や欠席した場合は、その回の技能試験は受けられません。

技能試験は、持参した作業用工具を使い、配線図で与えられた問題を、支給される材料で一定時間内に完成させる試験です。電線の接続、配線工事、電気機器や配線器具の設置、接地工事などから出題されます。

学科試験のCBT方式の広がり

電気技術者試験センターの事業報告書によると、第二種電気工事士の学科試験の申込者は、方式別に次のように変わっています。

年度 CBT方式の申込者 筆記方式の申込者
令和5年度 18,322人 132,524人
令和6年度 23,250人 125,191人
令和7年度 29,489人 127,060人

受験者ではなく申込者の数です。筆記方式が今も多数ですが、CBT方式を選ぶ人は年々増えています。

合格した後にできること

試験に合格し、住んでいる都道府県の知事に申請すると、第二種電気工事士の免状が交付されます。免状を取ると、一般用電気工作物等の工事の作業に従事できます。

第二種電気工事士の資格だけでは、工場やビルなどの自家用電気工作物の工事はできません。ただし、電圧600ボルト以下で使う自家用電気工作物の工事(簡易電気工事)は、免状の取得後に認定講習を受けて認定電気工事従事者認定証を受ければ、作業に従事できます。

出典